財産債務調書制度とは

財産債務調書制度とは、正しい課税のために一定基準以上の資産を持つ人々に保有している財産や債務を記載した書類の提出を義務付ける制度です。この制度は2017年の税制改正で創設されました。

この制度の対象となるのは確定申告を行う必要がある人で、所得金額が2,000万円以上で、かつ年末時点での財産が3億円以上ある富裕層です。また、有価証券などの資産が1億円以上ある人も対象となります。

財産債務調書制度の対象となる人は、財産の種類や価額、債務の金額などと共に財産の所在や有価証券の銘柄などを掲載した調書を出す必要があります。

国外財産調書の場合は日本非居住者であれば提出義務はないですが、財産債務調書は確定申告書を提出する義務がある場合で資産要件や所得要件を満たす場合は提出する義務があります。書類を出す期限は翌年の3月15日までとなっています。

記載事項が複雑になり、さらに提出しない場合はペナルティがあるので注意が必要です。