奈良県地銀南都銀行のCMから考えるエリア富裕層の取り込み

写真:©南都銀行
遺産をめぐる骨肉の争いを描いた「犬神家の一族」を模したシリーズCMを南都銀行が公開している。遺産相続での「もめ事あるある」をサスペンスドラマ仕立てにした「南都家の一族」で、お堅いイメージのある銀行らしからぬCMだ。

CMは、家長の父親が多くの遺産を残して亡くなった場面から始まり、複数枚ある遺言書や、不公平な遺産の配分、急な親族と名乗る人物が出てくるなど、もめごとが次から次へと発生する。

このCMの狙いは、南都銀行は2017年4月17日から遺産相続に関する信託・相続業務の取り扱いを始め、広く認知してもらうとともに、若い世代にも遺産相続問題に少しでも関心を持ってもらうことにあるという。遺産相続は決して富裕層に限った問題ではない。遺産分割に関する争い事の多くが遺産価額5000万円以下の家庭で起こっていまる。

南都銀行は今年4月から『壊せ、南都!』というキャッチコピーを掲げ、今までの常識や固定観念を見直すことで、新たな南都銀行を生み出し、選ばれる銀行を目指している。CMは主に奈良で放映されており、今後近隣の関西ローカル局でも順次放映を開始する予定だ。京都や奈良に顧客の多い南都銀行のCM戦略は若年層の富裕層の取り込みにも効果を発揮していくだろう。

参照:南都銀行

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