みずほ信託ネット利用の遺産整理代行で富裕層以外にも間口広がる

写真:©Adobe Stock
みずほ信託銀行は、遺産に関わる手続きを代行する「遺産整理業務」で、顧客が銀行へ行かなくてもネットで完結する業界初のサービスを8月から開始する。
手数料は従来の4割程度に抑える。相続税増税で課税対象者が増え、今後「団塊の世代」の相続も本格化してサービスの需要が増えると見込む。デジタル技術を使って対面でのコストを抑え、信託ビジネスの顧客領域を広げたる狙いだ。

従来のサービスは主に富裕層向けで最低手数料は108万円だった。資産規模が大きくない顧客には割り高だが、新サービスでは約40万円に抑え、一般的な会社員世帯の、相続人が少なめで、不動産が自宅のみといったケースを想定している。必要な情報はネットで入力し担当者とのやり取りはLINEで行う。相続に必要な要素をそろえたサービスとしては、信託銀業界で最も安い水準という。

今後は人工知能(AI)を活用し、さらに低コストで利便性の高いサービスを検討する。みずほフィナンシャルグループ傘下のみずほ信託とみずほ銀行には年間10万人弱の死亡届が出されるが、遺産整理業務を利用するのは1%にとどまるという。ネットで完結することで、信託銀行へのアクセスが難しかった地方の顧客などにもサービスを提供しやすくなる。間口を広げることで利用者の増加に期待を寄せている。

参照:朝日新聞デジタル

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